葬儀の服装教えます!今泉の服装チェック

本来の目的を知った上で装着を決めたいアクセサリー

2017年02月05日

真珠は月の涙とも呼ばれ涙を象徴するため、アクセサリーの装着を許されない葬儀や通夜のような悲しみの席につけていっても良いといわれる宝石の1つです。かつて外国の女王が葬儀の際に装着したことをきっかけに周りの貴婦人たちに広がったという説もあります。しかし日本の喪の儀式には、本来アクセサリーの装着はタブーです。大勢の人が集まる中には宝石の装着を良しとしない人もいるのでなるべく目立たないように控えめにすることが大事です。

色は白かグレー・黒が一般的ですが輝きを抑えたもののほうが向いています。黒真珠でも華やかな印象を与えるものは避けるようにしたほうが無難です。できるだけ遊びのないデザインでシンプルなものを選ぶようにして、大きさも7〜8ミリ程度にとどめてください。下部の形は真円に近いものがベストです。パールのネックレスは必ず1連でつけるようにします。重ね付けは華やかな印象を与えてしまうことが大きな理由ですが、「不幸が重なる」というゲン担ぎの意味合いもあります。

イヤリングやピアスもネックレスと同様に積極的に勧められるものではありません。どうしてもつけたいのであればぴったりと耳につくようなシンプルなものを選んでください。真珠のネックレスは一見数珠を連想させることもあって、最近ではつけなければならないと勘違いしている人が増えてきていますが、虚栄心を捨てることが前提となる仏教の葬儀の意味合いから言えば必要ありません。地域性や周りとの釣り合いを考慮して装着を決めてください。

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