人にとっていつかはやってくる出来事と言えば死ぬことです。誰もに等しくやってきます。しかも、誰もが自分がいつ死ぬのか予測がつきません。突然、家族と永遠の別れがやってきた時に慌てず対処できるように葬儀の流れを確認しておきましょう。
例えば、病院で臨終を迎える場合は危篤と医師から告げられた時点で葬儀が始まっています。とはいえ、危篤と告げられても持ちこたえられる場合があるので、死を実感できるのは臨終した時です。臨終した場合、病室から霊安室に移されます。
故人を搬送するためには医師が記入する「死亡診断書」が必要となります。搬送は葬儀会社に依頼します。搬送先は自宅か斎場や保管施設へ安置します。通夜や告別式の打ち合わせをします。予算のことも含め、一つ一つ丁寧に決めておきましょう。
日程や場所、内容は詳細にわたって打ち合わせをしておけば当日に慌てずにすみます。納棺の儀は頼んでいた会社から専門のスタッフがやってもらえます。最近の通夜は二時間程度で終了します。告別式は通常、午前中でおこないその後、火葬をおこなうことになります。
その後、火葬場から帰ってきたら繰り上げ初七日をおこなうのが一般的です。最後は自宅に祭壇を設けることになります。
