既に少子高齢化の時代が到来していますが、一部の地域では現実に葬儀を円滑にスピーディーに行うのが困難になりつつあります。今の時代は大半のご遺族が葬儀場での儀式開催を希望していますが、1つの場所で儀式を行えるのは1日にせいぜい2家族程度が限界です。
というのは場所自体の広さの問題で収容しきれないこともありますが、部屋を仕切って無理やり同時進行をしてしまうと儀式の音が交錯してしまって双方から苦情が来てしまうからです。いずれにしても葬儀場は予約しないとなりませんが、上記の理由から日や地域によってはすぐに満杯になってしまいやすくなります。
もし希望日に他所のご遺族たちが先に抑えられていようものならば、忍耐強く何日も待たなければならないことも覚悟しておかないとなりません。予約は葬儀場だけを抑えられていればいいわけでなく、お寺の住職さんがいなければ儀式が成り立ちません。告別式の場合はさらに火葬場の3つがセットにならないと開催不可能になってしまいます。それも友引の日を避けないとなりません。また火葬場予約はご遺族自身は介入できず、葬儀業者によって行われます。昔は電話依頼でしたが、今では会員登録している業者は火葬場サイトアクセスでログインして操作できるようになっています。
