一般的に葬儀業者には休みがなく、24時間いつでも問い合わせられるところがほとんどです。というのも死はいつ訪れるのか予想することができず、早急な対応が求められることが多いためです。たとえ多くの人々が休んでいる年末や年始であっても葬儀業者に連絡することはできますが、この期間にはすぐに葬儀を挙げることはできません。
火葬場は年中無休というわけではないので1月3日まで休みを取っているところが多く、正月休みが明けた1月4日に葬儀を挙げることができるようになります。ちなみに火葬場の年内の営業に関しては、12月29日までである場合が多いと言えます。
年末年始に亡くなると、注意すべき点がいくつかあります。宗教的な儀式を行う場合には僧侶などに来てもらう必要がありますが、特に年始は僧侶にとって忙しい時期であるため早めに連絡しておかなければなりません。また金融機関も休んでしまうため、現金を事前に用意しておく必要があります。遺体に関してもすぐに葬儀が挙げられないので、状態が悪くなってしまわないように保存方法に気を遣わなければなりません。ドライアイスを多めに用意し、安置料金も通常に比べると高めになることが予想されます。
